大江 千里 病気
- mark823gustner24
- Sep 29, 2022
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大江千里が語った「日本でのキャリアを捨て、ジャズミュージシャンを目指した本当の理由」 買うか買わないか悩んでいた大江千里のシングルコレクションを購入した。 2枚組の「Senri Oe SIngles~First Decade~」である。 Disc-1が1983年から1987年、Disc-2が1988年から1992年のシングル曲を収録しており、大江千里のポップな魅力が満載である。 以外だったのはシングルB面だった「mollion kiss」が入っていることで、この曲はアルバムに入っていないのでうれしい。 ひとつ不満なのは「Man on the earth」が入っていないことである。 オリジナルの12インチシングル盤は聞いたことがないのである。 後にベストアルバムに収録されたものはアレンジが直されているのである。 うーんなぜですかね。 高校大学時代の僕は青臭くてアホで未熟であった。 そんな当時の僕に「少し大人の視点」を与えてくれたのだ大江千里の歌の世界である。 一般的には大江千里は甘いラブソングのイメージがあると思われるが、恋愛を通して俯瞰で社会を観察している「少し大人びた感覚」を提供してくれたのだなと思う。 「少しでいいから背伸びして社会を見るといいよ」と言われた感じ。 大江 千里 病気 しみじみいい曲である。 前年の1998年にベルリンの壁が崩壊、ソビエトではゴルバチョフが書記長になった。 東欧革命が起き、その後ソビエトは崩壊する。 「APOLLO」が発売された1990年頃は「何かが変わり始めた時代」なのである。 「誰かが握手をしている 何かが変わり始める あたりまえの未来を あたりまえに叶えたい」 歌詞には未来への希望が託されている。 彼女とケンカをしようが、つまらない日々に忙殺されようが未来は明るい。 そして大江千里が歌った「あたりまえの未来」は来たのだろうか。 その後バブルは崩壊し、大震災、オウム事件、現在ではコロナ渦、ウクライナ戦争、社会を覆う「閉塞感」。 「あたりまえの未来」は叶わなかったようだ。 現在大江千里はジャズミュージシャンとしてNYで活動してる。 すさまじい苦労をして長年の夢を実現したかたちだ。 そのジャズへの道は大江千里にとっては「あたりまえの未来」だったのだろうな。 もちろん、あの時代に考えた「あたりまえの未来」を現在どう感じるかなんて、十人十色でいい。 懲りずに過去記事を貼り付け。
大江千里 千人万首
備中守本主の孫(中古歌仙伝)。 参議音人 おとんど の子(少納言玉淵の子ともいう)。 弟に千古がいる。 大学学生の後、元慶七年 883 備中大掾に任ぜられる。 延喜元年 901 、中務少丞。 同二年 902 、兵部少丞。 同三年 903 、同大丞。 学才の誉れ高かったが、官人としては生涯を通じて不遇であった。 家集によれば、或る事件に連座して籠居を命ぜられる非運もあったらしい。 寛平期の代表的歌人の一人。 寛平六年 894 、宇多天皇の勅により家集『句題和歌』(別称『大江千里集』)を献上した。 これは『白氏文集』など漢詩の詩句を題とし、和歌に翻案した作を、漢詩集の部立に倣って編集したものである。 是貞親王歌合・紀師匠曲水宴和歌・寛平御時后宮歌合などに出詠。 古今集に十首採られたのを始め、勅撰入集歌は計二十五首。 3首 1首 4首 2首 2首 計12首 春 寛平御時きさいの宮の歌合のうた 鶯の谷よりいづる声なくは春来ることを 誰 たれ か知らまし (古今14) 【通釈】鶯の谷から出て囀る、この声がなければ、春が来たことを誰が知ろうか。 この場合、実際には鶯の声を聞いたのであるが、もしこの声がなかったならと仮定し、他に春をどうして実感できただろうかと省みているのである。 【補記】鶯は冬の間谷に潜み、春の訪れと共に里に出て来ると考えられた。 寛平五年 893 以前、宇多天皇の母班子女王主催の歌合に出された歌。 大江 千里 病気 不明不暗朧朧月(明ならず暗ならず 朧朧 ろうろう たる月) 【補記】秋歌の「月見れば…」と共に千里の代表歌。 源氏物語「花宴」に引用されたことから一層王朝人に愛誦された。 【他出】千里集(句題和歌)、古今和歌六帖、定家八代抄、六華集 【主な派生歌】 おほ空は梅のにほひにかすみつつ曇りもはてぬ春のよの月 さゆる夜はまだ冬ながら月かげの曇りもはてぬけしきなるかな 志賀の浦のおぼろ月夜の名残とて曇りもはてぬ曙の空 空も猶おぼろ月夜の比とてや曇りも果てぬ春雨ぞふる 月影は曇りもはてぬうす雲のたえまがちにもふるあられかな むらさめは曇りもはてぬひとそそき晴れゆく空に鳴くほととぎす 月ぞなほ曇りもはてぬ山の端はあるかなきかにかすむ夕べに ながめやる遠の高ねの花の色にくもりも
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